丸山 拓海
2020年入社
港湾土木作業員
海に関係のある
仕事がしたい。
小さいころから海が好きで、海に関係のある仕事がしたいと考えていました。また、学生時代は工業高校を卒業し、電気科で防災について専攻したため、学んだ知識や技術を生かせる仕事をしたいと考えていました。そんな時、就職活動を行う中で、中元組を知りました。それまでは港湾土木という分野を知りませんでしたが、消波ブロックの設置や防波堤・防砂堤の築造を通して海岸線を守り、また、海底の土砂をすくい取って航路の安全を守る、そんなスケール大きな仕事にとても強い興味を持ちました。
船舶に宿泊して
仕事をする。
大型の工事用船舶に船団長以下8名で乗り組み、5日間は船舶に宿泊して仕事、2日間は下りて休みというスケジュールで作業をしています。ただし、海が荒れる冬期はシーズンオフで、帰港して船舶や重機の整備を集中的に行います。私は主に、クレーンのフックにブロックやテトラポットなどを掛けたり外したりする「玉掛け作業」と、係船機でロープを巻き、岸壁に船をつなぎとめる「ウインチ操作」を担当しています。現場の安全を左右する作業であるため責任は大きいですが、資材を限られた時間内でスムーズに運び終えられたときや、船舶を安全に岸壁に接岸させられたときは、達成感があります。
完成した現場を見ると、
達成感や誇らしさがこみ上げる。
テトラポットの据付けの現場が終わり、きれいに据付けられたブロックを見ると、達成感と同時に、「自分たちがこのブロックを据付けして現場を終わらせたんだ」という誇らしさがこみ上げてきます。港湾の仕事では、潮の満ち引きや波の高さなど、常に変化し続ける海を相手にするため、天候をはじめとした様々な要因によって工事が難航することも少なくありません。しかし、その分、工事が完成したときのやりがいはひときわ大きいですし、スケールの大きな現場が完成したときの景色は圧巻です。
ある1日のスケジュール
- 8:00
- 始業
- 8:30
- 現場到着(船を現場にセット)
- 9:00
- 作業開始(ブロックの据え付け、海底の浚渫)
- 12:00
- 昼休憩
- 13:00
- 作業再開
- 16:30
- 作業終了
- 17:00
- 近くの港に帰港