


笹岡 光生
2016年入社
港湾土木作業員

海に関わる
仕事がしたい。
釣りが趣味で、漠然と海に関わる仕事がしたいと思っていました。また、小・中・高と水泳を続けてきたので、身体を動かす仕事がいいとも思っていました。就活時に資料を見て、海に出て船舶でする仕事があると知り、当社に興味を持ちました。普通科出身で、船舶や建設についての知識や経験はありませんでしたが、資格取得も含めて入社後に身に付けられると説明していただき、入社を決めました。

船舶に
泊まり込む。
波による浸食を防ぐための消波ブロックや防波堤ケーソンの設置と、安全な航路を確保するために海底の土砂を取り除く浚渫が主な仕事内容です。大型の工事用船舶に船団長以下8名で乗り組み、5日間は船舶に宿泊して仕事、2日間は下りて休みというスケジュールで作業をしています。ただし、海が荒れる冬期はシーズンオフで、帰港して船舶や重機の整備を集中的に行います。船の操縦、クレーンの運転など専門技術や資格が必要な作業が多く、自分はまだまだ勉強中です。

クレーンを
操縦したい。
海の中に離岸堤ブロックを設置する工事では、海底にマット、被覆石、被覆ブロックの順に設置して基礎を造り、その上に、1個30~40tのブロックを設置していくのですが、緻密に同じ作業を繰り返すクレーン操作はすごいと思いました。スケールの大きいものは、完成した時の達成感もひときわ大きいです。今は甲板員として働いていますが、いつかクレーン運転士免許を取り、自分の技術で様々な工事を進めていきたいと思っています。

ある1日のスケジュール
- 6:30
- 起床・朝食・作業準備(船上での準備)
- 7:00
- 始業前点検、出港準備(起重機船内における異常の有無確認)
- 7:15
- 朝礼、危険予知活動(当日の施工内容、安全注意事項の確認)
- 7:30
- 出港(航行時における他船、漁網の見張り作業)
- 8:30
- 現場起重機船配置・係留(作業用錨と係留ロープの連結、移動・配置時の巻き上げ機操作)
- 9:00
- 消波ブロック据付作業(据付時の吊りワイヤーロープ掛け・取り外し作業[休憩含む])
- 12:00
- 昼食(船内食堂昼食)
- 13:00
- 起重機船現場離岸(係留ロープを解く、巻き上げ機操作)
- 13:30
- 回航(航行時における他船、漁網の見張り作業)
- 14:30
- 寄港・着岸、ブロックの積込作業(係留作業、積込時の吊りワイヤーロープ掛け・取り外し作業[休憩含む])
- 16:30
- 作業終了(後片付け・点検、作業日報の取りまとめ)
- 17:00
- 業務終了(船上での宿泊)
その他の先輩の声